第15章 球技大会!!~番外編~
そんな事を一切知らない私は時間にまたしてもギリギリだったが間に合った。
ここからは勝ち残ったチームも少ないので連続して試合を行っていっかれた。
試合が後になればなるほど、みんな疲れてきていたが、それでも全員しっかり走った。
ほとんどの相手チームは、私の実力のことを何処から聞いたのかはわからないが知っていて最初は奮闘するが最後には、勝つことを諦めて行くところがおおかった。
相手の戦意が消えて行くを見るのは辛いけれど、チームの子は「勝つことが当たり前」という風にはならず、昔の様に独り取り残されることは無かった。
こうして次々と勝ち進んで行き、私達は女子バスケの部で優勝を収めた。
この時、バレーの試合も行われていたがバスケの試合の方に出ることになっていたので、そちらは補欠の子が代わりに入ってくれた。
そして、バレーの方の結果は3回戦まで進めたが、そこで高1のバレー部の多いクラスと当たり負けてしまった。
こうして私が出るのは残す所、ドッジボールだけとなった。
そしてようやく自由な時間ができたので私は今頃勝ち進んでいたなら準決勝ぐらいだろう男子バスケの試合を見に行くことにした。