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孤独なキセキ

第15章 球技大会!!~番外編~








玲「そろそろ試合の時間だから戻る!
皆はまだやってるんやろ?」


火「もうそんな時間か。
いや、俺たちももう直ぐだから戻るわ」


黒「僕も戻ります」




他の皆も私達がいないならコート勝手に使うのもあれだからと言うことで体育館の方に戻ることにした。











体育館の所まで行くと女の子に囲まれながら右往左往している涼太が見えた。



玲「あ、涼太〜!!」

・・・そろそろ助けな!うちのせいやしな、あの状況。
今は涼太の彼女かも!っていう噂利用させてまらうとしますか!!




涼太の所に近づいていった。



周りの女の子達からは「誰この子」的な視線がグサグサと刺さってきたが今は無視だ。

女の子側を見たら負けだ!というぐらいの勢いで涼太の方に近寄って行った。




玲「お待たせ〜涼太!」

黄「玲っち!!
他の奴もいるし!何処に行ってたんスかぁ!!」




「寂しかったっス〜」と目を潤ませながら抱きつかれた。




玲「ごめんごめん、バスケしてたw」

・・・近づくぐらいじゃこの子達は引かないか〜





黄「ひどっ‼︎俺だけのけ者っスか!?」




涼太が今にも泣き出しそうだ。





「ごめんごめん」と言いながら私は抱きついてきた涼太の頭をポンポンと叩いてあやした。


すると、涼太の顔がポポポポポポッ!と何かのメーターでも上がるみたいに赤く染まっていき、ガバッと私を離して後ずさっていった。




この状態を見た女の子達はそういえば涼太の彼女がいるという噂の事を思い出したようで物凄く睨まれたが立ち去ってくれた。










玲「お、」
・・・やっとどっか行ってくれた!ミッションクリアや!



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