第15章 球技大会!!~番外編~
玲「お?アレは大我と涼太か?
近所迷惑な奴らやな〜、あんなデカイ声出しながら来やがって」
黄「あ!玲っち〜!!
おめでとうッス!やっぱり玲っちは凄いっすね!!
尊敬し直したっスよ!!」
涼太かシャララオーラを撒き散らしながら走って来た勢いのまま大きな声で話しかけて来た。
玲「ちょ、ちょい!声デカイ!煩い!
こんな近いねんからもっとボリューム下げろや!」
火「あ?試合もう終わっちまったのかよ。黄瀬が飲み物なんかで迷ってっからだぞ!
それよりお前も持ちやがれ!」
そのすぐ後からジュースを大量に抱えた大我がやって来た。
黄「それは火神っちが荷物持ちジャンケンで負けたからじゃないっスか〜!」
火「お前の分は自分で持てよ!」
黄「小さいことは気にしない方が良いっスよ!」
火「小さくねぇよ!殆どお前のばっかだろうが!迷った挙句に全部買いやがって!」
大声でなんて低レベルな言い合いをしているのやら。
仮にも高校生の奴らがこんなことでギャーギャー言い合ってる事に唖然としていたが終わる気配が見えない。
玲「お前ら煩せぇよ。いい加減黙れや。」
真顔で2人に冷めた視線を送りながら淡々と言った。
私の一言に2人は静かになった。
それを見てやっと落ち着いたと一息ついた時に私の後ろに4、5人の足音が聞こえた。