第15章 球技大会!!~番外編~
ー観客席ー
観客席ではあの5人が一緒に試合を見るという、彼等を知ってる人からするとかなり不思議な状態となっている。
火「始まったみたいだな!」
黒「そうですね。先制点もとっていますし」
黄「玲っちスピード遅くないっスか?」
・・玲っちに限って手を抜くなんて考えられないんスけど。
ケガでもしてるんスかね?心配っス!
緑「フン、あいつに限って手を抜くなどありえないのだよ。
あれは周りのスピードが遅いからあれ以上、上げることができないのだよ」
高「確かに前の試合の時より遅せぇな。だけどさ!
すげぇ楽しんでるな!」
黒「昔、仲間だった人と和解したんだと思いますよ」
・・余計なお世話かもしれないと思っていましたが役に立てたみたいですね。よかったです。
黄「そうなんスか!よかったっスね!」
火「俺たちが話してる間に10点差になってんぞ;」
その言葉に4人がスコアをみると
13対2となっていた。
黄「もうっスか!?まだ試合始まって3分しかたってないっスよ!!」
緑「スピードが全開じゃなくてもこれ程の差をつけれるのか。
さすがなのだよ」
高「ブホォォ!!!真ちゃんが人を褒めるとか…!ククッ…ブハァッ!!マジ、レア!!」
緑「うるさいのだよ!!高尾」
黒「緑間君も静かにしてください。他の観客の方たちに迷惑です」
そんなことをしているうちに試合は大きく変わっていた。