第15章 球技大会!!~番外編~
先輩「はぁ、はぁ…。あの子、速過ぎでしょ…」
先輩「こんな子が相手なんて…
勝てるわけないじゃない。」
先輩「あの子が、強過ぎる…!」
パシュッ‼︎
そしてまた私たちがシュートを決めた。
私が点をとるごとに相手の動きが鈍くなる。
私がボールを持つ度に相手の動きが止まっていく。
玲「…はぁ、やっぱりこうなるんやな」
・・・味方はまだ動いてるけど、相手の戦意がもうほとんどない。
…この感覚、久し振り
私はパスが回ってきたからそれを受け取り相手を見つめながら敵陣をすり抜けて行った。
その間、私は戸惑っていた。
本当にこの感覚が久し振りでどうやって対応してたかわからなくなって。
それでもボールを手にすれば身体は勝手にゴールを目指して点を取っている。
パシュッ‼︎
これで36対6だ
そしてさっきのシュートで第1Qの終わりを告げる笛が鳴った。