第15章 球技大会!!~番外編~
玲「今回は涼太、女子に連れてかれんかってんな〜w」
高「いや、これ玲ちゃんのおかげだぜww
こいつに彼女がいるって噂が既に回ってんだよww」
玲「え、ウソやろ!」
高「ウソじゃねぇって!
しかも、その彼女が玲ちゃんだってことも知られてるっぽいぜw
玲ちゃん有名なんだなー」
私はそれを聞いて地に膝をついた。
あんまりな現実に打ちひしがれて。
玲「ぁぁ、…これてうちの楽しい高校生ライフが終わってしまった…。あんな頭黄色いシャララオーラ出してるだけの奴のせいで」
完全にウツスイッチが入り、まさにズーンという効果音が似合う状態となった。
すると、話に犯人が呑気に加わって、
黄「玲っちー!そんなに落ち込まなくてもいいじゃないっスか!
俺が彼氏とかどれだけの女の子たちが羨むポジだと思ってんスか?」
なんてことを言ったきた。
玲「…。お前、なにもわかってない。
その女子たちの羨みが怖いんやないか!!!!
どんだけ女子の女子に対する嫉妬とか妬みがネチっこいか知らんからそんなこと言えるんやろ!!!」
私は涼太の胸ぐらでも掴むんじゃないかというスピードと勢いで詰め寄った。
黄「なら俺が玲っちのことを守るっス!」
玲「………」
・・・アカン。こいつホンマになにもわかってないんや。この駄犬に任せたらうちマジで殺される。
私は命の危機まで感じどうすれば逃れられるのかを頭の細胞総動員して考えた。
しかし良い考えが浮かぶことはなかった。
さらに、涼太は完全に勘違いをしずっと私の隣に並んで来る。
もう、私の人生は終わりかもしれないと人知れず心の中で涙を流す玲だった。