第15章 球技大会!!~番外編~
玲「は?なった覚え皆無やねんけど。」
私は高尾の発言と状態で状況を理解したので涼太に詰め寄った。
黄「いや、だってあの状態抜け出すにはこれしか思いつかなかったんスよー!
そりゃ女の子達に囲まれるの嬉しいっスけど!!」
玲「知るかボケ!お前のせいで確実にうち女子の恨み買ったやん!
平穏に暮せんくなるやん!!」
私は涼太にさっき話してた女子達に誤解を解いてくるように説得し続けたがどうしても言うことを聞かなかった。
玲「犬のクセに生意気な…」
ボソッと口走った本音は誰の耳にも入ることはなかった。
結局、何故か私は涼太の彼女という噂が一瞬で校内に広まり女子からの鋭い視線に串刺しにされる運命が決定した。
そんなこんなで時間が経ってしまい校内案内はまた今度となり私は卓球の試合に向かった。
結果はまたしても余裕勝ちだった。
玲「今回は緑と黄色が揃ってるや」
とつぶやきながら体育館の外にいた3人に近づいた。