第15章 球技大会!!~番外編~
玲「えぇぇぇ!!
ちょ、目開けて!!!ホンマごめんやから!!もうあんなミスせんから!!」
・・・ヤバイー!やってもたー!これはダメなやつや!ノリとかボケとか何もないって!!
私は倒れた子の側に膝を着いて揺すっていた。
するとベンチから補欠だった子と審判の先生がやって来て軽い脳震盪だと言った。
応援席サイド
火「おいおい…;あいつ初球から仲間倒したぞ」
黒「痛そうです。でも当てられた方が無事そうでよかったです。」
火「そうだな、痛そうだったが」
・・最後の倒れ方がやたらとイケメンだったがな!ダイイングメッセージみたいだったぜ!
黒「火神君、ダイイングメッセージは死んだ人が残す物です。
あの人はまだ生きてるのでそれは不謹慎です」
火「おい!なんで俺の考えてることわかんだよ!!コエーよ!!」
黒「火神君はわかりやすいんです。すぐ表情に出ますから」
火「そんなになのか!?俺そんなにわかりやすいのかよ…」
ブツブツ言いながら大我が考えごとに入っていた
黒「あ、火神君!試合が再開するみたいです」
テツヤのこの一言でハッと現実に引き戻されて大我もコートに視線を戻した。