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孤独なキセキ

第15章 球技大会!!~番外編~








玲「うち、ジャンプサーブしろって言われてももうせんとくな。
周りに被害ですぎやから」



他のチームの子に申し訳なさ全開でジャンプサーブはしないと宣言した。
いくら威力があってもメンバーがいなくなってしまったら意味がないからね…。




すると他のチームの子たちが、


女の子2「うん、そうして!
あの子は多分バレーで味方に当てられたことあるとか話してるの聞いたことあるから大丈夫だろうけど私達にあれが当たったら死んじゃうから!」



女の子3「でもはじめたばっかりであの威力のサーブ打てるんだから咲良さん凄いよ!自信持ってね!」



と、かなり励まされました。
いつまでもウジウジして足を引っ張るのは絶対に嫌だから気持ちを入れ替えて試合に臨んだ。



試合の方は何ポイントかは取られたが1セット目は無事に取ることが出来た。






そして今は2セット目の最中だ。
私はサーブを打とうとしている。



女の子2「咲良さんがんばって!はじめの一回しかミスはしてないんだから大丈夫!」


玲「うん!頑張る!!
んでやねんけどもう一回ジャンプサーブやってみていい?今なら行けそうな気がすんねん!」




やらしてーと皆にお願いしてみた。
すると、今までミスせずに上手く出来てたからわりとすんなりオッケーが出た。




ということで!もう一度挑戦しようとした。






玲「よし、行く!!」



バンバンと床にバウンドさせてからボールを構えて上に高く上げた
私はそれをジャンプしながら思いっきり打った






ダンッ!!!






今度のは味方に当たること無くネット向こうにしっかり入った。



玲「っしゃ!!!入った!」



相手「…素人であのサーブって反則でしょ;;」





私は唖然としている敵さん達を放置して皆とハイタッチだ。


そうしてるとベンチからあの子の声がした



女の子「やったね!咲良さん!やっぱりやれば出来るじゃん!!」





私が初っ端に倒してしまったキャプテンだった。


その後は私達が完全に流れを掴んでスルスルとゲームは進み見事に勝利を収めた。







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