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孤独なキセキ
第2章 過去のキズ
みんながボールを、ゴールを目指さなくなった…
私はわけがわからなくなった…
でも、一つだけ理解した
裏切られた、と
私の居場所はないんだ、と
目の前が真っ暗になった
私の力だけで勝てるとわかったから、誰もなにもしなくなっていった
私達は…。
私は試合に勝った…
とてもとても虚しい……勝利。
全国で1番になったのに、誰も喜ばない…喜べない…。
もう、誰も信じることはできない…そう思った
女バスにはもう戻らないと誓った。
私はこの大会の後クラブを辞めた。
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