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【短編集】海を見に行こう

第9章 モブリット生誕記念『今日の主役』


慌てて頬を叩く。

落ち着け、私。完璧な仕事ぶりに圧倒されてる場合じゃない。本番は明日なんだから。本来店主にやってもらう役割を団長がしてくれてるだけだ。

「どれもモブリットさんに似合いそうです!予算に上限がなければ全部送りたかったくらいで……」

「そう言われると嬉しいものだな。一気に送ってしまうより、少しづつ送ればいいさ。特別感も増すだろう。今回は特に贈りたいものを選ぶといい」

「そうですね!ではこれにします。会計してきますので、団長は少々お待ちください。すぐに戻ります!」
「わかった」


┄*┄*┄*┄


会計を済ませ、丁寧に包装してもらったプレゼントを無くさないように大事に持って、団長の所に戻る。
次に向かうのは食料店が並ぶ商店街だ。

「さあさ安いよ安いよ!家庭に欠かせない小麦粉に珍しいフルーツ!肉は無いけど、それ以外ならなんでもあるよ!」
「すみません、これとこれ、これを4つに、これを下さい!」
「毎度あり!そこまで買ってくれるなら、おまけを付けとくよ。お連れの人と食べな」
「ありがとうございます!」

買い物リストの半分が詰まった籠と、オマケの入った紙袋を貰って次に進む。
荷物は有無を言わさず団長が預かり、遠慮しつつもまた次へ。そんなことの繰り返しであっという間に昼になった。
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