第6章 小さくなった名探偵
女子につられついにはクラスメイト(新一・朔哉以外)も歌い出す始末。
暫くして
朔哉が弾き終われば
新一
「結局みんなして歌ってたな。」
朔哉
「新ちゃんは歌って無いけどな!」
園子
「言われてみれば確かに。」
蘭
「新一は歌わなくて良かったかもよ?」
新一
「あんだと?そりゃどういう意味だよ?」
蘭
「そのままの意味よ。」
クラスメイト
「あははははは」
みんなして笑ってた。
と同時に入り口から拍手が聞こえてきた。
みんなして声のする方を向けば
先生
「いやぁ…思わず聞き惚れたよ。」
蘭
「先生!」
先生
「もうチャイムは鳴ってるんだけど…。」
新一
「そういや鳴ってたな。」
ー授業中ー
先生
「……って事で星咲にピアノを弾いてもらおうと思うんだが…?」
朔哉
「お、俺ですか!?」
園子
「賛成!蘭も上手いけど朔哉もなかなか上手いし。」
男子生徒A
「だよな!知らねぇうちに歌ってたし。なんかこう引き込まれるみたいな?」
女子生徒A
「!分かる分かる!なんか自然と歌えたって感じ。」
俺は昔から音楽は好きで歌うのも得意だしピアノなら簡単なやつなら弾ける。
さっきも弾いたし弾けないって事は無いんだけど…。
沢山の人の前で弾くのは苦手なんだよな…。
って言うのもさっきの合唱?を聞いてた先生が合唱コンクールに出場する代表に俺達を選んだらしい。
そう簡単に決めていいのか…?
新一
「…朔哉やれば?」
朔哉
「………はっ?」
新一
「お前なら弾けるだろ?さっきも弾いてたし。」
先生
「そうそう!さっき弾いてたのも上手かったし…ダメか?」
朔哉
「えっ!?えっと…さっきのは簡単なやつだったしそれに…」
先生
「まぁまだ時間はあるし練習ならいくらでも…」
朔哉
「……分かりました。」
先生
「!そうか!ありがとう!」
って事で急遽合唱コンクールに出場する事になった2年B組一同。