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secret love★秘密の恋 ~長編~

第9章 傷痕に隠された秘密


時を少し遡る。

ー3ヶ月前・LA(ロサンゼルス)ー

ーリビングー

TVのニュース
《先日サンタモニカ市で起きた無差別殺傷事件の犯人は未だ捕まっておらず現在も逃走中です。目撃情報によりますと身長は…》
[The whereabouts of the suspect from the Santa Monica Indiscriminate Attack remain unknown and still at large.  According to the eyewitness reports, the criminal is described to be....]

有希子
「怖いわね~。早く犯人が捕まってくれればいいんだけど。」
朔哉
「…ふぁっ…。」
(サンタモニカか…。)
有希子
「そう言えばさくちゃんシーワールドに行くの明日よね?」
朔哉
「うん。7時くらいに家出て電車とバスで行くつもりだけど…もう少し早い方がいいかな?」
有希子
「そうねぇ~…。でもさくちゃん起きれる?」
朔哉
「う…それは…目覚ましがちゃんと鳴れば…?」
有希子
「それに犯人も捕まってないみたいだしちょっと不安だわ。」
朔哉
「サンディエゴだし大丈夫だよ。」
(犯人がそっちに逃げて来なければ…だけど。)
優作
「…事件の一件もあるし、朔哉が7時迄に起きて来れなかったら有希子が送って行くってのはどうだい?」
有希子
「さくちゃんとデートもいいわね♪」
朔哉
「デートって有希子さん優作さんいるじゃないですか。」
有希子
「その優作が言うからいいの♪ね?優作?」
優作
「まぁ新一や朔哉なら構わないよ。」
有希子
「ほら♪」
朔哉
「ほらじゃないですよ…。」
(新ちゃんの苦労が分かる気がする…。)
有希子
「ところでさくちゃんまだ寝ないの?」
朔哉
「あ!忘れてた…。んじゃ明日も早いしそろそろ寝るね?」
優作・有希子
「おやすみ。」
朔哉
「おやすみなさい。」


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