第1章 転校生は幼馴染み!?
ー昼休みー
朔哉の回りには人だかりが出来ていた。
生徒A
「ねぇねぇ星咲君彼女いるってホントなの?」
生徒B
「あっそれ私も聞いた!」
朔哉
「彼女はいないけど好きな人なら一応…」
生徒B
「えー!私好みだったのに~!」
朔哉
「あはは…」
(こんな短時間でどうやったらそんな話になるんだよ?)
蘭
「あっ!居た!」
朔哉
「蘭ちゃん!」
生徒A
「星咲君の好きな人ってもしかして毛利さん?」
生徒C
「マジ!?これはニュースだわ!」
朔哉
「えっ?あっ!ちょっと?誤解だって!」
時既に遅し。
蘭
「相変わらずモテモテね。」
朔哉
「ま、まぁな。あっ!これやるよ。」
蘭
「えっ?」
手渡された紙切れは新一に渡したのと同じものだった。
朔哉
「…いらねぇ?」
蘭
「ううん。登録しとくね!それより新一の家にまた住むの?」
朔哉
「あぁ。俺の家はあそこだからな。」
蘭
「そっか。」
朔哉
「…また蘭ちゃんの手料理食いに遊びに行ってもいいか?」
蘭
「うん。あれから料理の腕上げたんだから♪」
朔哉
「おぉ~♪そりゃ楽しみだ!」
新一
「おーい!朔哉~!」
朔哉
「あっ!新一が呼んでるからまたな!」
蘭
「う、うん。またメールするね?」
朔哉
「おう!」