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secret love★秘密の恋 ~長編~

第4章 閉ざされた心


新一
「とりあえず氷枕作ってくるから大人しくしとけよ?」
朔哉
「うん。」

そう言って部屋を後にする新一。

1人になった朔哉はあるやりとりを思い返していた。

ー数日前ー

ーロサンゼルスー

朔哉
「有希子さん…」
有希子
「どうしたの?」
朔哉
「勝手に着いて来てこんな事言える立場じゃないけどっ…俺…やっぱ新ちゃんいないとダメみたいなんだ。」
有希子
「……。」
朔哉
「だからっ…俺、新ちゃんと一緒に日本に居たい!」
有希子
「いいわよ。」
朔哉
「えっ…?」
有希子
「但し、条件付きね?」
朔哉
「条件…?」
有希子
「毎日じゃなくていいからたまには声聞かせてよね?後は何かあったら必ず連絡する事。それと…新ちゃんの事お願いね?」
朔哉
「…うん!ありがとう!」
有希子
「I love you♡」
朔哉
「I love you too…。」

そう言って挨拶のキスを交わした。

もちろん頬に。

そして今に至る。


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