第3章 ◇赤目のウサギはよく眠る◇
「ス―……」
「…」
なに。深呼吸?盛大なため息か?
チャポン…
「…」
嘘でしょ!?
も、ぐ
潜ったよコイツ!こんな狭い浴槽に!危ないじゃん、何かあったら、ちょっ…
「んぁっ!!」
キス、どころじゃない。いきなり咥えて、中で
舌でそっと、俺の先端にキス
そのままさらにヤバいことしそうだったから、その頭掴んで引っ張り上げた。
「ぁにやってんだよ!?」
「ぁは…。ちょっと、水飲んだ…」
「自業自得!」
軽くむせてる大丈夫じゃないこの人が
両目とも真っ赤になってるこのアホから
ホントに目が離せない。