第9章 後記
ここまで読んでいただきありがとうございます。
二「でぇ…」
大「おぉっ」
二「こっから~…はい!」
大「!」
相「お。ひっさびさだね~」
松「うん」
楽屋戻ったらニノがカードマジックやってた。
そして
それを真横で食い入るように見てるリーダー(笑)。
櫻「さすがにわかった?」
大「わかんないぃ…」
相「どんだけ見てんの?一番見てるでしょ」
二「見てるね」
松「さすがにもうタネわかってんじゃないの?」
大「それがわかんないんだよ!もっかいやって」
二「ぇえ?…同じの?」
大「同じの」
相「好きだねぇ~(笑)」
で、また同じの?が始まった。
相変わらずすごいねぇ。わかってんだけど、わかんないくらいなのよ。
二「そんでぇ~…ハイ♪」
四「おお~!!」
パチパチパチ!!!!!
大「もっかい」
二「はい?(笑)」
相「アンコール?」
大「アンコール」
松「や、どんだけ?(笑)」
櫻「さすがにお腹いっぱいになんない?」
大「なんない」
二「や、ちょっともう。こっちがいっぱいいっぱい…」
大「もっかい」
二「…」
大「やって」
二「……」
で、ちゃんとやるんだよね、ニノは(笑)。
こういう時のリーダー、超頑固だしめっちゃ貪欲だし…何でかニノには強い(笑)。
それはね。
俺は結構見てて楽しいです(笑)。
櫻「やっぱすげぇな~」
大「…もっかい」
二「えっ?」
櫻「腱鞘炎になっちゃうでしょ」
相「これアレだ。リーダーが、ニノのマジックにかかってるんじゃない?もう」
櫻「何回見てもタネがわからない…っていうマジック?(笑)」
相「そう。マジックっていうか…魔法?」
大「そーなの!?」
二「そうかもしれないわ」
そんなわけあるかい(笑)。
相「じゃ、もう。カードじゃなくてさ。ニノのこと見てなよ、リーダー」
大「なるほど」
櫻「え、手元じゃなくて?」
大「よし。やって」
相「アンコール♪」
二「…これ俺マジックやる意味ある?ねえ」
櫻「はっはっはっはっは!」
こんなどうでもいいことが繰り広げられている楽屋が
20年以上ずっとこんな感じの五人が
俺はね
最高に楽しいです♪