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私が帰る理由

第12章 ※第三次試験 予選 part1


この試験の目的
国の一心にかけて命懸けの戦い.....
忍びの強さは、国の強さと比例していると.....
試験で、各国の著名人や大名に見てもらう場.....

「なんだっていい.....それより内容を聞かせろ」
我愛羅の言葉に、三次試験の内容が聞かされる事となるが...


シュッ
ヒルゼンの前で、片膝を着く1人の忍び

「火影様.....此れからは審判を仰せつかった
月光ハヤテから」
「任せよう.....」


ハヤテから合格者の人数が多い為、今から予選をする事を伝えられる

「此処からは個人戦な為、体調の優れない方は辞退して下さい。

この試合の判定は、どちらかが死ぬか試合を棄権するか。
それ迄試合は続きます。

変に死体の数を増やしたくありませんので
試合続行不可と見てとれた場合、私が止めに入ります」



カカシとヨルは異様な様子のサスケを見守る
「カカシ」
「嗚呼..... 呪印だ」
左肩を押さえて痛むサスケ

「やはりな」
「どうします?」
「彼は暗部に護衛をつけて隔離するべきです。速攻辞退させ.....」
ヒルゼン イビキ アンコは言う


「そう素直に言う事を聞くタマでも無いでしょ。アイツは。なんせあの、うちは一族ですから」
だが、担当上忍カカシは違った。

「何馬鹿な事を言ってる!即刻辞めさせろ!
チャクラを練れば呪印が反応し、無理に力を引き出そうとし下手をすれば死ぬんだぞ!あの子が耐えてるのも不思議なくらいよ」
アンコのだから分かる苦しみ

「ヨルよ」
ヒルゼンはヨルを見て
ヨルもヒルゼンを見、目で語り合う

「フン.....お前らしいなヨル」
「無理はさせない」
ヒルゼンは煙管を吹かす。

「サスケはこのままやらせる。様子を見ていく」
「ほ、火影様!」
「但し、呪印が開き少しでも暴走したら止めに入れ」
「.....はい」
アンコは何か言いたそうだが、火影の命令な為渋々頷く

「ヨル.....」
「ん?」
「お主の頼みだからな」
火影と右腕はお互い少し口角が上がる
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