• テキストサイズ

私が帰る理由

第19章 うちはイタチ part2


木ノ葉上層部が極秘の中、うちはがクーデターを仕掛けると言う共通認識が根付いた。

そんな中、3代目火影様は自ら、言葉で説得すると申してくれた。







しかしダンゾウ様は...










「3代目はああ言っているが、いざとなれば、木ノ葉を守るために動く。

選択して欲しいのだ


うちは側に着きクーデターを起こし、家族と共に全滅するか

我ら木ノ葉側に着きクーデター前に、"弟だけ"を残してうちは全滅に協力するか」



うちは全滅...

それに...サスケだけだと...



「里を守る為には混乱を生む前に、なんとしても事を納めなければならん。この任務を任せられる忍びは、うちはと木ノ葉の二重スパイである........イタチ、お前を置いて他にいない

この任務......引き受けてくれるか?」


里...

一族...

忍び...


戦いは生まれるべくして生まれるのか...



里か...


一族か...


オレは...どうすればいい?











アカデミーの屋上で、フェンスにもたれ掛かりながら見下ろした。
そこには幼い弟......サスケが授業を受けている。




......サスケ...





そうか......




サスケ。










ヨルさん...

オレは......




青空を見上げ、思いに耽る




すると













ふんわり...




「イタチ」



この気配...!




オレの背後で、そっと彼女は降り立った。

会いたかった...


オレの...

オレの愛した女性。

優しい気配。

何も語らなくても貴女は全て知っているのだろうか...。

そばに居るだけで、自然と気持ちが軽くなった...













「ヨルさん」






「イタチ」
/ 383ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp