• テキストサイズ

私が帰る理由

第12章 ※第三次試験 予選 part1


カカシside

帰宅後、2人でお風呂に入りヨルは疲労と事情の後で、ベッドでスヤスヤと眠りに着く。
念にはとして、パックンを護衛につかす

「じゃあパックン、ヨルを頼んだよ。
オレは今から火影様に報告してくる。何かあれば直ぐ連絡して」
「任せろ。ゆっくりで良いぞ。
拙者も暫くヨルの寝顔眺めたいからな」
そう言い、至近距離にヨルの側で身体を伸ばす
「...パックンだからある程度は、許してあげる」
「束縛し過ぎると、嫌われるぞ」
「はいはい。頼んだよ」
そう言い、パックンとヨルの頭を撫で、火影室へ出向く





火影室

「.....以上が報告です。火影様」
「やはりな。大蛇丸の奴....サスケのみならず、ヨルまでもか....」

「火影様お願いが御座います」
「申してみよ」

「ヨルはオレが守ります。
ですから暗部の護衛は着けないで頂きたい」
「大蛇丸だけじゃ無い...色々な奴がヨルを狙う。
それでもか?」
「はい...」
「..........カカシよ.....以前儂がお主に言った事覚えているか?」

「『ヨルを守ってほしい』ですよね?」

「そうじゃ...守るとは色々な意味がある。
命だけの意味では無い。
ヨルを.....あ奴自身の...命と笑顔を守れるのは
カカシよ.....
お前だけだと儂は思っている」

「勿論です。命に変えても」
「頼んだぞ」







カカシ宅

「ただいま。パックン」
ベッドへ目を向けると、パックンまでが寝息を立てて寝ている
大好きな子と可愛い口寄せが、寄り添って寝ているからね、微笑ましく口元が緩む。
ヨルとパックンを起こさないよう、布団に入り愛おしく頭を撫でた

「可愛い...さっきは無理させたからな.....」
長い髪をひと掬いし、キスを落とす




大蛇丸はヨルを狙ってる

オレに守る事が出来るのか.....?
いや、守る。何が何でも

不安な思いを消すようにぎゅっと抱きしめた

「絶対....渡さない」

その言葉は、夢の中まで届いてるのか...
/ 378ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp