第11章 ※第二次試験
「流石ね...............貴女の前じゃ、伝説の三忍の名も霞むわ
あの時....。クナイで攻撃を受け流した時、一瞬の隙で、私のクナイにマーキングを付けた。
本当の化け物よ。ヨルちゃん
流石、六棟一族と二院一族の血が流れてる、禁忌を犯した子」
「御託はいい。聞きたい事がある
DNA計画、貴方も加担していたんだろ?.....二院一族の血が流れているものは、邪眼を使う度に視力が低下する。研究段階で、その進行を止める方法は見つけたのか.....?」
「いえ、見つけてないわ。本当よ。見つけたら、真っ先に教えてあげたいもの」
「..........」
「その質問をすると言うことは
ヨルちゃんはどれぐらい視力が落ちてるのかしら?」
「..........。」
「まぁいいわ.....。アンコをあの場から離したと言う事は.....他に聞かれたく内容があったのよね?」
「私は貴女の敵だが、敵じゃない
だが、私の大切な者を傷つけるなら、容赦なく貴方を殺す」
「木の葉じゃ.....特にカカシ君は貴女に取ったら地雷なのよね。気をつけるわ.....。」
「貴方の部下.....中忍試験に紛れてるだろ?ちゃんと教育しておけ」
じゃないと.....うっかり殺しかねない
大蛇丸の耳元で囁くヨル。
「でも意外ね。貴女DNA計画に加担した私を恨んでると思ってたわ」
「ふん.....私は此処にいるのは、貴方のお陰でもある。寧ろ感謝してる」
「..........」
「そうだな.....恨んでると言えば.....」
そう言いヨルは瞼を閉じた。