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私が帰る理由

第11章 ※第二次試験


第二試験
木ノ葉の里にある第44演習場
通称「死の森」にて行われている。



「ん.....ヨルおはよ.....ん?」
朝、カカシが目覚め横を見るがヨルの姿は無かった
「.....はぁ.....また黙りか.....」


火影室
アンコの部下、特別上忍3名とヒルゼン、ヨルが集まった

「アンコから知らせがあってな、顔だけが無い受験生の死体が合ったそうだ。」
「顔がない死体..........!」

「失礼ながら火影様。どう言う事でしょうか?」
アンコの部下の1人が問い出す

「ヒルゼンは、もしかしたら大蛇丸が侵入したと推測してるんだろ。アンコが暗部2部隊以上行かせたのもそ理由の一つとして」
「そうだ」
「お、大蛇丸ってあの!?」
アンコの部下が騒ぎ出すが、ヨルは冷静に事の次第を分析する。そして眼を閉じ、ヒルゼンの背にある外へ通じる窓枠へ歩く。

「待てヨル。確かにお前は強いが流石に1人じゃ危険過ぎる」
「モタモタしてたらアンコが死ぬ。
それに.....口寄せの術」

口寄せ 純白の大狼 炎(えん)

「私には炎がいるから大丈夫」
大狼な為、外で放たれる。

ヨルは火影室の窓枠に、足をかけ外に出た
「炎。久しぶりの任務だ」
「主人が望む処へお供します」
そう言いクゥーと、甘えた声でヨルに擦り寄る。ヨルも嬉しく、目を細め炎の鼻をカリカリと撫でた。

「カカシにすぐ戻ると伝えてくれ」
ヒルゼンにそう言い残し瞬身にてヨルと炎は姿を消した


死の森を取り囲む柵の前に、ヨルと炎はいた。
「炎。大蛇丸の匂い覚えてるか?」
「勿論です。..........森の奥、居ますね.....」
「炎は私の援護だ。頼んだぞ」
「御意」
三叉槍を構え空色の眼.....邪眼を発動させた。
「行くか.....」

2人は死の森へと消えた
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