第9章 ※中忍試験
演習場
サスケが1人でに修行をしている。
人型に描かれた的に、数本のワイヤーが巻かれており、辺りは焼けた後があった
「こんなんじゃダメだ.....あの砂の野郎に負ける.....ぐっ!」
疲労感からか、身体が傾き倒れる
シュッ
「ヤケになってもダメだぞ」
倒れる前に、ヨルがサスケを支えた。
「くっヨルか.....」
「少し休憩だ」
「オレに何の様だ。」
「修行してほしんじゃなかったのか?」
「..........してほしい」
素直じゃない所がサスケらしく微笑した。
「サスケは中忍試験にでるのか?」
「出る.....オレは本当に強いのかそれを証明したい」
「そっか。だが気をつけろ。お前は写輪眼を持っている。他里にも狙われるぞ」
「..........アンタも人の事言えねえだろ。」
「私は強いから大丈夫」
サスケの頭を撫でるヨル
「なぁヨル。あいつを.....イタチの事どう思ってる」
「なんだ藪から棒に.....」
「オレはイタチに復讐する。だがオレが知ってるアンタとイタチの関係は.....」
友達以上の関係だった.....
「私は別になんとも思ってない。私がイタチの事好きだと思ってるのか?」
「.....さぁな」
「サスケがイタチを生かすの殺すも、私には関係ない。私は誰のものにもならない」
「そんな事よりも、修行するぞ」
「そうだな.....」
「龍火の術だろ?.....完成させるぞ」
「あぁ」
ヨル.....アンタがイタチに好意を抱いたとしても.....オレがイタチを殺す
それがヨルに嫌われたとしても.....
数時間後.....
「だいぶ良くなったな」
「はぁはぁはあ.....」
地面に倒れ込むサスケ
「よくやったな。流石サスケ」
頭を優しく撫でると、顔を赤らめて嬉しそうにする
それから暫く修行が続いた