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私が帰る理由

第9章 ※中忍試験


一楽ラーメン

「どれにしようかなー」
一楽カウンター席。少年ナルトは、一楽の看板メニューを見ながら悩んでいた
「よし!決めたってばよ!やっぱりラーメン一楽の豚こっ」
「豚骨味噌チャーシュー大盛り 2つで」
ナルトの隣にヨルが座り、ナルトが好きなラーメン2つを注文した。

「ヨル姉ちゃん!」
「久しぶりに一緒に食べようか」
「いいの!?ヨル姉ちゃん大好き」

「へい!お待ち!」
醤油豚骨のいい匂いが、2人の食欲を注いだ

「今日は美人なヨルさんが居るから、特別にオマケで、チャーシュー1つ追加だ」
「やたぁ!ありがとう!おっちゃん!」
そんな2人の会話に微笑ましそうに眺める。
そして2人でラーメンを食べ始めた


「ナルトは中忍試験受けるのか?」
「受ける!中忍になれば火影へも近いってばよ」
「それは分からんが」
「それに中忍試験で、オレの凄さ見せつけてやるってばよ」
「そうか.....。」
2人は、ラーメンを食べ続ける.....

「オレ、前はずっと1人だった。でも初めにヨル姉ちゃんがオレに笑いかけてくれて、嬉しかった。でもって、オレが火影になったら、今度は姉ちゃんをもっと笑顔にしたい!」
「!!」
「約束だってばよ!」
ニカっと太陽の様に笑うナルト
その笑顔が私を温かくした。


ホント大きくなったな.....
ミナト.....貴方の息子は真っ直ぐ成長している.....

「ナルト、チャーシュー1個食べな」
そう言うと、ラーメン丼をナルトに差し出した
「んじゃ、オレはナルトを姉ちゃんに上げる」
ナルトもラーメン丼をヨルに差し出す
笑い合いながら、ラーメンを食べた

2人仲良く食べる姿は、兄弟の様.....
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