第9章 ※中忍試験
「ヨル久しぶりね」
「顔見せねぇもんな」
「紅、アスマ.....2人とも元気そうだな」
「カカシに合わせろ言うんだが、中々合わせてくれなくてな」
「そんな嫉妬深い男早く別れちゃいなさい」
久しぶりの再会に、気分が上がる。
「付き合ってないが.....まぁ切っても着いてくるから意味がない」
「それもそうね」
女子同士の話で盛り上がりを見せる。
すると「ヨルじゃないか!」
ガイは勢いよくヨルを背後から抱きしめようとしたが、
がはぁ!
カカシの蹴りでそれを遮った。
「ガイ.....お前それは許さないから」
「相変わらず、アイツの過保護はすげーな」
「ヨルが居ない時もっと酷いわよ」
「ははは.....なんかすいません.....汗」
「積もる話もあるが、それぐらいだ。ヨル、さっきの話の続きをするぞ」
ヒルゼンがそう言うと、紅、アスマ.....のびたガイを担ぎなから部屋から姿を消した。
それを見送るヨルとカカシ
「カカシも帰れ。流石に同席は出来ない」
「分かってるだけど.....一緒に帰りたいから待機所で待ってるよ」
そう言いヨルの髪に、指を通しそっと耳にかけた
「ホントに過保護だ」
「好きだから許してちょうだい」
チュッ.....
口布越しであるが、額に唇を落とす
「な!///」
よくヒルゼンの前でできるな.....
「オホンッ」
ヒルゼンが大きな咳払いをする
「じゃあね」
手を振りカカシは出ていく.....