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私が帰る理由

第9章 ※中忍試験


木の葉の里入り口
「あん」と掲げた門

その付近の大木に、身体を預け見下ろす
「....................あれは砂隠れの額当て.....」


"邪眼"

あの赤髪の男の子.....そして禍々しいチャクラ.....間違いない。砂漠の我愛羅

「少し追ってみるか.....」
そう言い姿を消した




「やってる.....どうするナルト、サクラ
..........サスケ」
道で木の葉丸を掴みあげるカンクロウ。
ヨルは手を出さず、完全に気配を消し様子を見る。周りに何人か同じように気配を消している忍びがいるが、大丈夫だろう。
するとサスケが最も簡単に、カンクロウへ石粒を当てた。


「とりあえず木の葉丸は無事だな.....ん?」

砂が舞う

「カンクロウやめろ.....里の面汚し目。
何しに木の葉軍団まで来たと思っている」
サスケの側に我愛羅が現れる。

「抜き足.....いい動きをする。だがあまりいい雰囲気ではないな。」
同じチームだろう。その禍々しい雰囲気に、同じ班の子たちは震え上がっている。

「行くぞ。オレ達は遊びに来た訳じゃないんだ」

「ちょっと待って!」
「なんだ」
「額当てから見て、あなた達砂隠れの忍者よね?確かに火の国と風の国は同盟だけど、忍びの勝手な出入りは条約で禁じられているはず。目的を言いなさい」
サクラの言葉に足を止める砂の忍び。
ややこしくなる前に、ヨルは皆の前に現れた。
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