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私が帰る理由

第9章 ※中忍試験


案の定集合時間をとっくに過ぎ、待ちくたびれる子たち。
3人の前にシュッと降り立った。
「ヨル姉ちゃん!」
ナルトは嬉しさの余り、ヨルに飛びつき受け止める。

「遅くなった。」

「いいですよ!どうせカカシ先生でしょ」
いっつもそうなんだから!しゃんなろー!と内なるサクラが見える。

「ウスラトンカチは?」
サスケもヨルに近づく。
ヨルは無言で、横に立ってる鳥居へ指を差した。

すると鳥居の上にカカシが現れる
「いやぁ諸君。おはよう。今日は任務を受けようかに迷って.....」
「「おい!」」
ナルトとサクラのツッコミを横目に、ため息が着くヨルとサスケ

第7班の任務
雑草狩り
川のゴミ拾い
犬の散歩

「下忍の任務ってこんなんだったか」
「初めはこんな物だよ.....」
イチャイチャパラダイスを見ていながら答えるカカシ。
しかし片方の手には、ヨルの手を握っていた。 

「...............ナルトが滝から落ちる.....」
「アイツらで問題解決してもらうよ」
「.....サスケが助けた」

のんびり時間が過ぎる.....




ピィー-

アレは.....口寄せの鷹。
「カカシ.....ヒルゼンから呼び出しがきた」
「行くのね。」
少し寂しそうな表情をするカカシ。
「また後で会える。大丈夫」

カカシは、犬の散歩をしている子ども達を見てこちらに視線が無いかを確認した。
「ヨルこっちきて」
繋いでた手をすっと引き、茂みへ誘導する。「なんだ?」
「いーから」ヨルを引き寄せる。そして瞬時に口布を下げる。
「しー」と人差し指をヨルの唇に押し当て、そのまま芝生へ押し倒した。
カカシの素顔を曝け出される。口元のホクロが色っぽい。
ヨルを仰向けに押し倒したまま、カカシは肘で自身の体重を支える。
そのまま頬張るように、キスをする
「///」
恥ずかしさで、真っ赤な顔のヨル
「いってらっしゃい」
満面の笑みのカカシ

「今日のカカシ.....アホだ」
その一言を言い残し、瞬時にて消える 
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