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私が帰る理由

第19章 うちはイタチ part2



「ヨルさん...」

オレとシスイの横に降り立つヨルさん。
だが目線はオレじゃ無い...暗部の人達に向かれた



「今の術...二人を殺そうとしたのか...?」
「「「くっ、...」」」

冷たい視線と声色

オレですら感じた事のない鋭い殺気...


「しかし!ヨル様!」
「この者は、オレ達の邪魔を!」
「そ、そうですッ!ダンゾウ様の命で邪魔する者は...」




「五月蝿い」


ゾクッ...






ヨルさん...?
オレ達に向けられて居ないのに...シスイですら冷や汗が止まらなくなっている


「私に二度.....言わせるのか...?」

ギロリと...氷よりも冷たい視線が貫いた...ッ



場が凍りつく...まるで掌で命を握られた様な錯覚ッ。

「も、申し訳ありませんッ!!」
オレと戦っていた暗部が片膝着き、ヨルさんに詫びを入れた
それに続く様に残りも二人も、片膝を着く


「.........この場は私が納める。

お前達はダンゾウに報告でもしておけ...
奥の"裏切り者"とやらは私が始末する......

.........いいな?」


「「「御意ッ」」」
暗部の3人は、早々に立ち去った。








「シスイ、イタチ...着いておいで」
鋭い殺気は成りを顰めた
ヨルさんは、負傷した暗部の元へ行く。
オレ達もヨルさんに続いた
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