第19章 うちはイタチ part2
「夜瑠は沢山悩んでたね。
夜瑠は優しい女の子だから、ヨルを1人にしてしまう負い目や、自分だけが結局は死に逃げてしまう負い目を感じてしまった様だ
それに...2人で頑張ろうて約束していたからね。
夜瑠は悩んだ
悩んで...悩んで......
悩み抜いた...
そして
夜瑠は
ヨルに身体を託した...
沢山の想いと一緒に...」
ヨルさんは今にも涙が落ちそうな程、悲しい顔をした
「......そして私は今
六棟ヨルとして生きている」
「ヨルさん...」
「六棟ヨルになり、まずは手始めに、私達を苦しめた六棟一族を
皆殺しにした。」
「!」
「当然だ。
あんな一族......不吉を呼ぶだけ
夜瑠を苦しめたのは許さない
なら
最期に私を造ったことを後悔させる程の地獄を魅せてやったよ」
ニヤリ......
ゾクリ...
不適な笑み
背筋が凍った
「その後は、実験に加担していたのが木ノ葉の連中と知ったから、木ノ葉の里に出向いたよ。
そして3代目に拾われ、側近として彼の元で忍びをしている。
後はイタチが知っている私だ」