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私が帰る理由

第19章 うちはイタチ part2




「まずは六棟一族と二院一族について話そう...」

そしてヨルさんは一族について話をし始めた


六棟一族 通称 闇の一族
一族を最強に強くさせる事なら手段を選ばない。人体実験 移植術 近親相姦など...

そして
二院一族 通称 光の一族
優しくて平和を愛す一族
戦闘力はそれ程高くないが、人々との調和を大切にしている。

「......その中で、六棟一族にはある掟がある。
"二院一族とは関わるな"と言うものだ。」

「なぜその様な掟が?」

「この邪眼...六棟一族の血継限界。遺伝子の関係上、二院一族の血が流れる邪眼の保持者は、邪眼を使えば使う程、徐々に視力が低下し最終は失明すると言われている」

「失明!」

「そうだ。しかし...ある夫婦はそれでも、掟を破り1人の子を宿した

後にその子の名前は六棟夜瑠と言う」

夜瑠?ヨルさんじゃないのか?


「夜瑠はこの世に生を受けた後、六棟一族のもと育てられた...

いや、育てたと言うよりも...

実験のモルモットとして扱われた」

「!モルモット?」

「そうだ...先程も言った通り六棟一族は強さに拘る一族。力の為ならばどんな事でもする。その一つにある計画を立てていた。"最強の人造忍びを作る"人体実験......通称"DNA計画"」

「......」

「そのDNA計画にモルモットとして選ばれたのは夜瑠。理由は大した物は無い...死んでも別に構わないからだ。だって掟を破って産まれた禁忌の子だからな。

そして夜瑠は...産まれて間も無くして...赤子にして実験の材料となった


ここから...夜瑠の地獄が始まる...」
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