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私が帰る理由

第18章 うちはイタチ part1


同時刻


ヨルは1人でカカシの家で過ごしていた。
そして一通り家事を済ませ、キッチンへ向かう。
お茶を沸かし湯呑みに2人分のお茶を注ぐ。
そして、机の上に湯呑みを置き窓の方を見つめた



「そんな所で居ないで少し話そう......









ガイ」


「!」

そうガイはヨルの警護の為にカカシの家の外からヨルを監視していた。
勿論ガイも上忍。完璧に気配を消していた。しかしヨルはそれも見破りガイを部屋の中に入る様に招く

ガイは瞬身にて部屋の中に入る。そしてその表情はかなり焦っている様だ

「な、なんの事だ!ヨル!」

「とぼけなくて言い...カカシに依頼されたんだろ?......イタチが里内に入ったかもしれないから、私を守る様にと...」

「......」

「ガイ..."皆"は...?」

皆...その言葉にカカシだけじゃなく、アスマや紅も加担している事を知っていると捉えられる発言。

実はヨルは人造人間が故に耳が良い
そして人の気配を、感知しやすい。
自来也がインターホンを押す前にその存在に気づき、そして自来也とカカシの会話も聞こえていた。


「教えてガイ...じゃないと皆が危ない」

「ヨル...」

「イタチが里に入ったのはホントだろう。正直、イタチの実力の前じゃ皆タダじゃ済まない」

「......」

「ガイ......私は皆を守りたい.....」

ヨルの眼は真っ直ぐと...ガイを見て言う




「.........分かった。だかな、お前が狙われてる危険もある...それにお前はオレにとって大切な仲間だ。だから何か有れば直ぐに逃げてくれ...」

「ガイ...それは違う」

「?」


「最強だから皆を守りたい」
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