第6章 ※朗読と嫉妬
『可愛いね.....ヨル .....
ねぇ.....その可愛い声でもっと俺を求めて.....』
ヒロインは、ジュンコなのに無意識なのか私の名前に変わっていた。
顎に添えられた親指を、私の唇を優しくなぞる。
私の眼を至近距離で見つめた.....
熱い目を向けるカカシの眼に眩暈がしそう.....
再度カカシは、手を胸を揉みほぐす
『やらしい声.....』
『ぁ.....ん.....ん.....ん』
『職場だから声おさえてるのか?
他の男に.....俺らが愛し合ってる姿.....見せつければいい』
[サトシはヨルの服を脱がし、スカートを地面にストンと降ろした]
またジュンコから私の名前になってる.....
内容では、誰か来るか分からない職場の一室で淫らな行為を行っている。緊張感があるだろう。
だが実際は、カカシの部屋だ
なのに、私も無意識に緊張感がでてしまう。
誰かに見られたら.....と
段々ととジュンコの心境が私に変わっていく.....
そんな非現実に思考回路が追いつかない。
いつの間にかカカシに服を脱がされズボンも脱がされる
明るいカカシの部屋で
一糸纏わぬ姿になる。