第15章 第三次試験 本選
「両者...中央へ...」
サスケと我愛羅が向かい
「始め!」
ゲンマの声で試合開始となった
サスケは手裏剣で我愛羅を襲う。しかし我愛羅は砂の盾が砂分身になり手裏剣を奪う。次は砂分身が奪った手裏剣でサスケを襲う。
サスケも砂の攻撃を交わしながら、我愛羅に詰め寄り巧みな動きで、我愛羅に拳を入れる。
だが砂の盾でガード。
唯の動きでは砂の盾は追いつく。
サスケの拳は届かない
そう思ったが...
「フン...」
ニヤリとサスケは不敵に笑みを浮かべ
シュン-!
サスケは瞬時に我愛羅の背後に周る
(早い!こいつ!アイツと!)
それはリーの動き
サスケはリーの動き・速さをほぼ同じだった
これには会場に来ていたマイト・ガイやロック・リーが驚きを隠せない
(速い!!リーの標準スピードとほぼ同じだ...そして...)
(ボクの体術イメージと重なる!)
サスケの拳が我愛羅の頬に当たり、我愛羅は宙を舞う
だが砂の鎧がガードした
「それが砂の鎧か?...来い!」
「サスケの奴...動きが見違えたな...」
観客席にいるヒルゼンは驚いている
「驚くのはまだ早いぞ........きっとヒルゼンもびっくりする」
ヨルはニヤリと口角が上がる