第15章 第三次試験 本選
ヨルside
『......ゲンマと...何した?』
カカシはそう言いながら親指で私の唇を拭う
ゲンマとキスした...
だがカカシは多分知ってるんだな...
だってさっきから必要以上に唇を拭われてるから...
真実を隠したくて私はその一言は発しない
「何も...」
カカシから逃げる様に少し目線を逸らして言う
「そうか......」
カプッ...
カカシは下唇を優しく甘噛みし、ペロリと舌を舐めあげる
いやらしく優しい舌使い...
その愛撫が私をゾクリと快楽へ誘う
下唇を優しく舐め上げ、そのまま上唇を甘噛み。
「はぅ、......か、かし...ちゅ...ンッ...ちゅ」
「ちゅ......ヨル...顔見せて...
ほら......こんなにも可愛い...
ねぇ......そんないやらしい顔......
ゲンマにも見せたの......?」
カカシの熱い眼差しが私を見る。
見せたのかもしれない.......
「.........ごめん...」
「......上書きさせて...」
カカシは私の頬に手を置き愛しく撫でる。そして自身の舌で私の唇を撫であげ、優しく舌が挿入する。挿入し熱い舌は、私の舌と絡み合いいやらしい音を奏でる
「くちゅ、......ヨル...ンッ...ちゅ...好き...」
「カカシ......あ、つい......んっ」
吐息が混じり合い...更にいやらしさが増す
暫くお互いを絡め合っていると、会場から歓声の声が上がる。
試合が始まった様だ...
だが、そんな声なんて聞こえない。
今はカカシ...貴方しか...
聞こえない...
私は静かに目を閉じ無意識でやった事なのか、身体をカカシに密着した...
「...ヨル」
「カカシ......」