第15章 第三次試験 本選
「へっ!ずいぶん遅かったじゃねーの!!おれとやんのビビってもう来ねーと思ったのによ!」
「フ...あんまりはしゃぐんじゃねーよ。ウスラトンカチ...そのはしゃぎ様からして......
一回戦...勝ったのか?」
「もちろん」
久しぶりのナルトとサスケ会話。カカシもナルトが勝った事が嬉しくニコリと微笑む。
ヨルも無事にサスケが着いた事に口角が上がる
「ま、なんだ。こんだけ派手に登場しちゃったてなんだけど...もしかしてサスケの奴...失格になっちゃった?遅刻したでしょう」
カカシは恐る恐るゲンマに尋ねる
「アナタの遅刻癖が移ったんでしょ...たく...。大丈夫ですよ。サスケの試合は後回しにされ失格にゃなってません。.........ヨルに...右腕に感謝した方がいい」
「アハハ.....そりゃ良かった!...!」
カカシは殺気に気付き控え室の我愛羅を見た
サスケも我愛羅を見る
お互い...視線が合わさる
「あんな奴に負けんじゃねーぜ!」
ナルトも我愛羅を見てサスケに言う
「ああ...」
(オレはお前とも闘いたい...)
サスケからの言葉が蘇るナルト
「サスケ!」
「!」
「オレも...お前と闘いたい!」
「ああ...」
待ちに待ったサスケと我愛羅の戦いが始まる。観客席は盛大に歓声が上がった
シカマルとナルトは2人揃って控え室へ戻る。