第15章 第三次試験 本選
シカマルはテマリに近づく
影真似の術にかかったテマリもシカマルに近づく
両者向かい合う
シカマルが右手を静かにあげ
テマリも右手が上がる
テマリは自分の負けを確信し、目を瞑ってしまう
そしてシカマルは口を開け一言
「参った。ギブアップ」
え...?
「「「「な、なにぃぃいい!!」」」」
会場が激しく騒がれる
「...やっぱり面白いね。シカマル」
ヨルは面白く口角が上がる
「な、なんだと!」
「影真似の連発でチャクラを使い果たして10秒も捕まえられねえ。んで、次の手200通り考えたんだがもう時間切れくせ...もう面倒くさくなってきた...1試合やりゃーいいや」
(変わった奴だ...)
ゲンマはクスリと笑い
「勝者 テマリ」
試合は終了となった