第15章 第三次試験 本選
コラ!どうした試合は!?
うちははまだか!?
観客席から野次が飛ぶ
「皆様!次の試合は受験生が、現在此処に到着しておりません!試合を後回しにし次の試合を進めたいと思います」
「「「「「!!」」」」」
うちはサスケが来ていない...?
会場はさらに騒めきブーイングの嵐となる
「何やってんだのサスケの奴...」
「良かった!サスケ君失格に何ないんだ!」
会場に来ていた、アスマや紅...サクラやいのは安堵した。
「オイ!んじゃオレの試合、1試合分近づいたって事かよ!!」
シカマルは慌てだす
「では、次。カンクロウと油女シノ。下へ!」
次はカンクロウとシノの戦い。だがなかなか降りてこない。
「オレは棄権する!」
まさかのカンクロウが棄権
「「!!」」
なんだか空気が怪しい...
良いしれぬ不安感にヨルとヒルゼンは、思わず風影を見た
会場は更にブーイングの嵐。だがこのそれを遮る様に大きな風が噴き出す
下を見ると、テマリが降り立ち構える
「どうやらお前はやる気があるようだな...
オイ。残りの1人降りてこい」
ゲンマはシカマルへ見て言う。
「おい!おい!おい!何勝手に盛り上がってんだ!畜生...こうなったらオレも棄権して...」
「よっしゃー!シカマル頑張れてっばよ!!」
ナルトがシカマルを勢いよく押しその勢いのまま、シカマルはバランスを崩し倒れる様に会場へ降り立った
こうして始まった
シカマルvsテマリ