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私が帰る理由

第5章 第七班


ヨルside

第七班の子ども達は、自宅へ帰っていく。 

カカシと横並びになり、商店街を歩いた。
「何か買いたい物あるの?」
「そう言うわけじゃないが、久しぶりに町並みを見たい」

私が任務に出る前より店が増えている。
里を離れている時間は長かったのだと、感じさせられた。
見たことない、忍具屋や服屋。昔から知ってる八百屋や本屋。
興味が惹くものばかりで、カカシより先に歩いてキョロキョロ歩く。

「お姉さん〜」
呼ばれた方を向くと八百屋の店主が、私に手招きをする
「なんだ?」
「お姉さん綺麗な顔してるね!おじさんがもう少し若けりゃな.....」
「お世辞でも有難い」
「謙虚だね。そんなお姉さんに、おじさんから野菜オマケだよ」
そう言うと紙袋にどっさりと入った、野菜類を渡された。
「こんなに沢山.....お金払う」
「いいの!いいの!久しぶりに、女神さんみたいな別嬪さんに会えたんだ!嬉しくてあげちゃうよ!」
「有難う」
「いいって事よ!また来てくれよな!」
軽く会釈をし、店を出る。

また数メートル歩くと
「お嬢さん!」
「別嬪さん!」
「お姉ちゃん!」

商店街の人たちと会い、皆それぞれオマケだ、サービスだ沢山頂いた.....

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