• テキストサイズ

私が帰る理由

第5章 第七班


日も傾き始め、そろそろ帰るぞとカカシの声で帰路につく。ヨル前を歩いているのはカカシ、ナルトとサクラで何やら話し込んでいる
「でさぁでさぁ、カカシ先生とヨル姉ちゃんってぶっちゃけ付き合ってんの?」
「さっき押し倒しちゃってるし!私もサスケくんにされたい(キャー!)」
明るいナルトと乙女なサクラ+内なるサクラに質問攻めに合うカカシ
「ハハハ.....まぁ色々あるのよ.....」
段々とタジタジになり、変な冷汗が出ている。





その数メートル後ろでヨルとサスケが、ゆっくり歩く。
「ヨル 」
「?」
ヨル はサスケに背を向けており、そのまま足を止めた。
「元気そうで良かった」
「サスケも」
「オレの目的はあの頃と変わらないからな」
その言葉にヨル は足を止めた。

「イタチへ復讐?」
「あぁ.....」
「別に止めやしない。お前の人生だからな」
「..........」
「だが..........」


あの日の記憶.....

  『ヨルさんすいません.....
  俺は貴女を縛ってばかりだ.....』




思い出すのは、悲しみを帯びた写輪眼


「ヨル?」
「いや、何でもない」
ヨルは空を眺めていた。艶やかな黒髪が風によりふんわりと靡いた
唯それだけの事なのに、ヨルの妖艶な雰囲気に魅了されてしまうサスケ。
(昔も今も変わっちゃいねぇ///)

「サスケまた修行に付き合ってやる」
「本当か?」
「あぁ.....だが復讐の手助けの修行ではない。お前自身の身を守る為に力をつける。大きな術はカカシに聞け」
「あぁ.....ありがとう」
 
ヨルとサスケは、話をしながら歩く。



その姿をカカシは見ていた。
/ 378ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp