第15章 第三次試験 本選
「フン...お前の六十四個の点穴は閉じたんだ...当分チャクラを使えないお前がどう戦うつもりだ?...お前もヒナタ様と同じ運命だ」
「うるせえ!白眼で人の事決めつけてんじゃねえ!!」
「なら...お前の言ってる事が正しいか...見せてもらうか...」
「嗚呼...絶対お前を倒してそれを証明してやる!!」
(クソ...とは言ってもチャクラを全く感じねぇ...)
しばらく考え込むナルト。だがナルトは何か思い詰め...閃く...
(そうだ......九尾のチャクラを...)
ナルトは体勢を整え...印を結ぶ...
(クソ狐!力を貸し上がれ!)
ドクンっ...
(今回ばかりは絶対負けられねぇ!!)
「無駄だ...点穴を突いたんだぞ」
「はぁぁああ!!」
更に力を入れるナルト
ヒナタ...
ゲジ眉...
「どうしてそこまで
自分の運命に逆らうとする?」
「落ちこぼれだと...
言われたからだ」