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私が帰る理由

第15章 第三次試験 本選


ナルト...
ネジ...

両者向かい合う

「絶対勝つ!!」
ナルトが右拳をネジに突きつける

試合開始となり会場が歓声の声で溢れる

ナルトは得意の影分身の術でネジに対抗するも、ほぼ死角ゼロの白眼の前では、相手に攻撃が届かない。

「火影になるか...これじゃ無理だな...。人は産まれつき才能は決まっている。言うなれば...人は産まれながらに全てが決まっている」

「なんでオメーは全てを決めつけているんだってばよ!!」

「努力すれば誰でも火影になれるのか?...
火影に選ばれるのは、ほんの一握りの忍びだけだ。もっと現実を見ろ......選ばれる者は運命で決まっているんだ。人は其々違う。逆らえられない波に生きるしかない

ただ一つ誰もが等しく持っている運命は......



死だけだ」



(ネジの眼...宗家を恨んでいるんだな...)

ヨルは静かに見つめた

「だからなんだってんだ!
オレは諦めが悪いんだってばよ!」


ナルトは諦めない。その思いは人よりも強い





ナルトは影分身でネジに対抗。ネジは白眼と柔拳の攻撃

「そもそもこっちは玉砕覚悟で突っ込んでんだよ!」
ネジに一瞬の隙を突き、攻撃を仕掛けるナルト。

ナルトの攻撃が入る!




と思ったが...




八卦掌・回天!!


ネジの絶対防御で、ナルトの攻撃を防ぐ

そして...
 

「なんだ...今の?」

「勝ったと思ったか?」
ネジはニヤリと笑う



「クソ...」

「これで終わりだ...お前はオレの八卦の領域内にいる...」


ネジは静かに両手を伸ばし...構える


「柔拳... 八卦六十四掌」


ネジは一気にナルトと距離を詰めて高速に点穴を見抜き、貫いていく!


「六十四拳!!」


ナルトは力無くパタリと倒れる...



「終了だな...」
ゲンマは確認に入る

「全身六十四個の点穴を突いた。お前はもう立てもしない」

(ネジ...恐るべし才能だな...だが......)
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