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私が帰る理由

第15章 第三次試験 本選


本選が始まる。
予選を勝ち抜いた8名の下忍が揃った。
だが1人...サスケの姿がない

「サスケはまだ来てないのか?」
ヒルゼンが心配そうにヨルを訪ねた

「......あの遅刻魔と一緒だと.....そう簡単に姿を現さない」
ヨルは大丈夫だと一言添えて言う

そんな話をしていると、1人の忍びと護衛の2人忍びが姿を現した

「おお!風影殿!遠路はるばるご苦労じゃ」

「いえ、会場が木の葉で良かった。まだお若いとはいえ、他所にわざわざ赴くとなると、火影様には、ちとキツイ道のりでは?早く5代目をお決めになった方がよろしいかと」
風影は席に着きヒルゼンと話をする。
ヒルゼンと話をしている筈だが、時折ヨルへ視線がいくのが気になり、ヨルは不快な思いをする

「そう年寄り扱いせんといてくれ。まだ5年はやろうと思っているのに...」
ヒルゼンはそう言い、椅子から立ち上がり前へ出る
「それでは始めますか」

「口寄せ...炎」
ヨルの横に大狼炎が姿を表す

「炎...伝達拡声。範囲は本選会場だ」
「御意」
炎はヒルゼンの横に座る。ヒルゼンはチャクラを練り炎の身体に触れる

ウオーン
炎が遠吠えをする

「皆様。この度は木の葉隠れ中忍選抜試験にお集まり頂き誠にありがとうございます。これより予選を通過した8名の本選試合を始めたいと思います。最後までご覧下さい」
伝達拡声...炎の遠吠えから指定された所へ、伝達することが出来る。


「8名?1人足りない様ですね...」
風影は不思議そうに訪ねた


(主人....あの風影...)
炎は...ヨルに伝える
(......風影じゃないな...)
(どうします?)
(様子を見る。とりあえずまた何かあれば宜しく)
(御意)
炎は煙と共に消える




「自分の試合まで到着しない場合、不戦敗とする」
ゲンマはサスケの対応を下忍達に伝える






「お前らルールは予選と同じ...
勝負はどちらか一方が死ぬか...負けを認めるかだ




第一試合は
うずまきナルト対日向ネジ」


さぁ戦いの始まりだ
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