第14章 ※束の間ひととき
滝が流れる川の近く
「わぁぁあああ!!」
ナルトの悲鳴な声が聞こえ、そして段々と小さくなった。
「ナルト!...エビスが近くに居るはずだが...」
ヨルは声がする方へ行き降り立つ。
「!!...貴方は?」
ヨルはエビスが居ると思い込んでいた。しかし実際に居たのは、高身長で白く長い後ろ髪や、赤の服装と口寄せの大きな巻物を背負ってる人物...間違いない自来也だ
「自来也...」
「!お主は!」
「...どうし、」
「ヨル!久しぶりだのォ!」
自来也は嬉しさにギュッとヨルを抱きしめる
ヨルは突然の事が驚き身動きが取れずされるがまま。
「いやぁ...将来美人になると目星を付けていたがまさかこれ程とは...ワシももう十数年若けりゃ、いや、今でも行けるか...」
「自来也!苦しい離れて...」
「いやだのォ...この触り心地のいい肌...ん?...着痩せか?まさか綱手といい勝負ができる程の胸が...」
自来也は服越しであるがヨルの胸を揉む。
「ぃやぁ。じ、自来也...やめ...て」
ヨルは自来也からの愛撫に身体が驚き、身動きが取れず目に潤む。
それを見た自来也は更に気分を良くし
「ヨル...そんな表情だと...誘われてると勘違いしてしまうぞ」
優しい艶のある声で耳元で囁く
「じ、自来也!...やめろ!」
ヨルは重心に力を入れて、勢いよく振り解く
「だわぁ!」
「あんたってひとは!このエロ仙人!」
「たくの..."兄弟"揃ってその呼び名とは...」
「!ナルトは!」
「アイツなら今頃死に物狂いじゃのォ」
「!!」
ヨルはナルトが落ちであろう崖へ走り下を眺める
「......」
「九尾の力を上手く使えば、口寄せが出来るはずだ」
「成る程...」
「てっきりワシは怒られると思ったわい」
「いや...あの子なら...出来る
なんだって...
私の義弟だからな...」
優しいそよ風が2人を包む
「ナルトの腹にあった封印術...大蛇丸が施した五行封印を解除した時気づいたんだが......ヨルよ...
ナルトの記憶...弄りよったな?」