第5章 第七班
演習場
ふんわりと木の葉が舞う。
カカシとヨルはラフな格好で現れる
カカシは第7班の事について話していた。
「.....でさ?アイツら中々オレの言う事聞かないの?大変な班だよ。全く....」
「お前が言える事じゃないだろ?」
「それ言わないでよ....」
お互い微笑した。
暫く歩くと慰霊碑が見えてきた。
「相変わらず遅刻は治らないのか?」
「こればっかりはどうもね.....」
カカシは手をポケットに入れ青空を眺める。ヨルはその姿を横目に、刻まれている名前を優しくなぞる
のはらりん
うちはオビト
はたけサクモ
「で?何故此処に私を呼んだ?」
「ヨルの実力知りたくて」
「カカシより強いぞ」
失礼な事を言う奴だ...
「そう言う意味じゃないんだけど、ま、これから同じチームになる訳だし、お互いの実力を知った方がいいでしょ。それに何よりも.....」
「チームワークは大切だな」
「そう言う事」
そう言うとお互い一定の距離を保ち構える
柔らかな風が2人を包み込んだ。
久しぶりの組み手
楽しみが勝り、両者口角が上がる
サァ..........
2人の間に木の葉が舞う。
それを合図に2人は地面を蹴り拳が交わる
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