第13章 第三次試験 予選 part2
「勝者 我愛羅」
ナルトは居ても立っても居られず、リーとガイへ元へ行く
医療班も到着しリーを診る
「!.....貴方が担当上忍ですね?」
「はい.....」
ガイと医療班は少し離れて話す
「攻撃を受けた左ダメージが酷すぎる.....
彼はもう忍びとしては生きていけない身体です」
「「!!」」
担架に運ばれるリー.....
「そんな嘘だろ.....
こいつは!ゲジ眉は!落ちこぼれを努力の力で打ち負かす言ってたのに!どうにか何ないのかよ!」
「落ち着けナルト.....」
カカシはナルトのそばに行き、なだめる
「でもよ!」
「あるいはそれが災いした.....あの子は捨て身の禁術まで使って、あの子の夢を叶えようとした.....その結果があれだ.....
あの子はサスケやネジ君、そしてナルト.....お前達の言葉の要らない約束に殉じた.....
彼は命懸けでお前達と戦う舞台を目指したんだよ.....それを忘れるな」
カカシは優しくナルトを撫でる
そしてガイへ向き直る.....
「ガイ.....まぁさっきは偉そうに言ったが.....よくよく考えて、オレがお前の立場だったとしたら、止める事が出来なかっただろうな.....」
カカシはチラリとナルトを見た.....
(もしナルトが自分の命を犠牲してまで、火影の夢を叶えようとした時.....)
そしてヨルを見る.....
だがその表情は何を考えてるのか分からない。
『死んだら何もかも終わりなんだ.....』
『ガイ!』
(あのヨルがあそこまでな.....)
「ガイ.....次の試合の邪魔になる.....行くぞ.....」
「.....嗚呼.....」
「では最終第10回戦 両者前へ」
あきみち チョウジ
vs
ドス・キヌタ
一瞬にして、ドス・キヌタが勝利した
「これにて第三次試験予選。全て終わります!」