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私が帰る理由

第13章 第三次試験 予選 part2


「今までこの"白眼"であらゆる物を見通してきた。貴女は強がってるだげだ」
ネジは目を見開きヒナタへ言う





「白眼?」
サクラはカカシに問う

「うちは一族...そして六棟一族も元を辿れば日向一族に源流があると言われている。"白眼"ってのは日向家の受け継いできた血継限界の一つで、写輪眼、邪眼に似た瞳術。だが.....洞察眼の能力だけなら.....写輪眼をもしのぐ代物だ.....」






ネジは


「白眼!」

ヒナタを見通し
鋭い眼と現実でヒナタへプレッシャーを与える



そしてネジは次々とヒナタへ鋭い言葉を投げた
「貴女は本当は気づいているんじゃないか.....
自分を変えるなんて事絶対に出来.....」
「出来る!!!」
ナルトは大きな声でヒナタへ送る

「!」


「人の事勝手に決めつけんな!バーカ!んな奴やってやれヒナタ!!」
ナルトは息を切らしながらヒナタを応援した

(..........ナルト君.....)

「ちょっとは言い返せよ!見てるこっちが腹立つぞ!!」
(.....ふん)
(.....)
最後は応援なのか、ナルトの愚痴なのか.....
だがそんなナルトの様子に、カカシとヨルは口角があがる

(ナルト君.....ありがとう.....)




(目つきが変わった.....)
「棄権しないんだな?どうなっても知らんぞ」

(ナルト君の言葉.....
『オレは逃げねぇーぞ!!』
『真っ直ぐ自分の言葉は、曲げねえ。オレの忍道だ!』
ヨル様の優しさ.....
『ヒナタ.....ここ迄良く頑張った。辛くなったら.....大好きな.....太陽を見な.....』


私も.....2人の様に.....強く!!
逃げたく無い!!)


「白眼!」

ヒナタは静かに構える.....





「.....ネジ兄さん.....勝負です.....」
「.....いいだろう.....」


2人の白眼が交差する
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