第13章 第三次試験 予選 part2
「ふん!たく!何度も何度もしつこい野郎だな!.....まぁ言い.....だったら二度と立てねぇ様にしてやるぜぇ!!」
キバは赤丸と一緒に攻撃を繰り返す。
「牙通牙!!」
暫くキバの攻撃は続く。
ナルトが負ける.....そう思えだが機転を効かし巧みに対応。
キバへ攻撃し赤丸は戦闘不能となる
「クソが....」
「はぁ!術はよーく考えて使え。だから逆に利用されるんだってばよ。バーカ」
「..........カカシ」
ヨルは眉間に皺を寄せカカシに問う
「なーに?」
「ナルトに変な事教えんな」
「はは....まんまオレの台詞?」
「..........」
ジッと眉間に皺を寄せてカカシを見るヨル
(落ち着け.....
ナルトのペースに乗るな.....
落ち着け.....)
キバは自らの手を噛み、傷みで冷静さを取り戻す
(実際コイツはオレの動きに着いてこれねぇ.....
隙を作って確実に後ろを取れる....
焦る事はねぇんだ...冷静になれば確実に勝てる試合なんだ.....)
(どうやら敵は冷静になったな.....
さぁどうするナルト?)
(..........)
カカシとヨルは見守る
「やっと本気になりやがったかキバ。
じゃ最後はオレのとっておきの新必殺技でケリつけてやるってばよ!」
ナルトは不敵に笑い構える
「新必殺技?.....!ねぇヨルさん!
もしかしてさっき耳打ちしてたのって!」
「いや.....私はナルトに技の伝授はしてない」
「へぇ!ハッタリに決まってんだろ!」
「ハッタリかどうか、試せばいいってばよ!」
(奴のペースに乗るな.....落ち着け)
「行くってばよ!」
「どんな技かしらねぇが!そんな技させなければいい!」
キバは畳み掛ける様に四脚の術でナルトへ攻撃
ナルトに印を結ぶ暇を与えない
「喰らえ!!」
グサァ!
ナルトはモロに攻撃を喰らう
「オレは火影になるんだ!こんな所で負けてたまるかってばよ!」
ナルトは諦めず立つが出血量が多く息が荒くなってきている
「何止まってんだ!」
四脚の術!
ナルトは攻撃を喰らい地面に倒れるが何度も立ち上がる.....