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私が帰る理由

第13章 第三次試験 予選 part2


「血流して何言ってんだ!強がるのも大概にしやがれ!」
「へっ!手抜いてやったんだってばよ。お前の力見るのにな!お前こそ強がってねぇで犬でも何でも使いやがれ!」

「後悔すんなよ.....」



カカシはナルトを見つめて.....
ナルトを馬鹿にしていた奴らに聞こえる声で言う

「うちの班のお姫様は.....」


「「「「「「「!!」」」」」」」
皆がカカシの方を見る


「彼らをやる気にさせるのが......

上手いんでね」

カカシの言葉に
ナルト
サクラ
カカシ
3人はそれぞれ口角が上がる


そしてヨルも静かに微笑む






「どんなに強くなったがよ!ナルト!お前は勝てねぇよ!」
そう言うとキバは煙玉をナルトに投げ視界を奪う
煙玉が広がり、観客席からも状況が見えない。
その隙に赤丸がナルトに攻撃し、ナルトが倒れる。
「アン!」

「ウッヒャァ!!やったぜ!!赤丸!」
赤丸はキバに駆け寄り.....





噛みついた



「赤丸!何故だ....」
「引っかかったな!」
赤丸...もといナルトが変化の術を解き本来のナルトの姿に戻る

「ぺっぺ!お前犬臭いってばよ!」
ナルトは怒りながらキバから離れる


「!赤丸はどうした?」
「こっち」
分身のナルトが、赤丸を拘束していた






「嘘.....あれがナルト?キバと対等にやり合ってる?」
「ウソだろ...あのナルトが、影分身に変化の術を応用するなんて器用なマネ.....できるはずが...」
いのとシカマルは、ナルトの成長ぶりに驚く


「術を使うタイミングが上手いわね」
「なんだ.....思ったよりやるじゃん」
テマリとカンクロウも驚いている


「ナルト凄いじゃない!」
「もう今までのナルトじゃ無いって事だな.....」
「うん」
他の忍びもナルトの成長ぶりに驚きを隠せない

(この試合中にまた成長してる)
(..........)


「ホッホッホ.....こりゃびっくりじゃわい」
ヒルゼンも煙管を吹かしながら戦いを見ている

(あれが万年ドベだったナルト)
(カカシの奴どんな手を.....

『うちの班のお姫様は.....
彼らをやる気にさせるのが..........上手いんでね』

成る程.....ヨルの存在か.....)
紅とアスマはチラリとヨルを見た。
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