第13章 第三次試験 予選 part2
「ヨルさんって.....ナルトの扱い凄く上手いよね。阿吽の呼吸と言うか.....ナルトの考えてる事何でも分かるというか.....いつからアイツの事知ってるの?」
サクラは素朴な疑問をヨルに言う
「..........いつからか.....まぁうんと小さい頃からの付き合いだ.....」
(そう.....昔から.....)
回想
産まれたばかりの赤ん坊を優しく抱くヨル
『オギャー!!オギャー』
泣き止まない赤ん坊の頬を優しく撫で、額を合わす。
『本当にすまない.....ナルト..........
私が絶対.....命に変えても.....君を守るから.....』
『オレは火影になる!』
太陽の様に笑う幼すぎる少年は、誓いだと言わんばかりに握り拳をヨルに突きつける。
そしてヨルも同じ様に突きつける
回想終了
ヨルは遠い目で、過去を思い出した。
(..........ヨル)
そんなヨルの姿をカカシは見ていた
「第7回戦 うずまきナルト対犬塚キバ」
「待ちくたびれた!やっとオレ様が大活躍来する番がきたってばよ!」
「それはこっちの台詞だ!お前相手じゃ勝ったも当然!なぁ赤丸?」
「アン!」
試合前だがお互い暫く口喧嘩をする。
「赤丸...お前は手出すな。オレだけでやる」
「くぅ.....」
「ナルト!あんな奴に負けんじゃないわよ!」
「やっと出番が来たな.....」
「.....」
観客席.....サクラ、カカシとヨルは2人を眺める
「ナルトか.....
悪いけど彼じゃキバには勝てないわよ
カカシ...ヨル」
キバの担当上忍紅は、カカシとヨルを見た
「ナルト君.....応援したいけど、私キバ君と同じチームだし.....」
ヒナタは心配そうにナルトを見つめる
「ナルト君.....」
リーも心配そうに見つめる
「キバ....ラッキーだな」
チョウジは羨ましそうに眺める