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私が帰る理由

第13章 第三次試験 予選 part2


掲示板が動き出す



うずまき ナルト
 vs
いぬずか キバ


「きたきたきたぁ!お待たせしました!
やっとオレの出番だってばよ!!」

「よっしゃ!ラッキー!アイツなら確実に勝てるぞ赤丸!!」
「アン!」


「頑張ってよ!ナルト」
サクラはエールを送る

(さて、見せてもらおうか。お前の成長ぶりを)
カカシはナルトに期待の眼差しを送る

「やるってばよ」
右手を握り気合いを入れるナルト
だが、途端に少し期待の様な物欲しそうな目でヨルを見た。

「ん?」
「ナルトどうしたの?」
カカシとサクラはナルトを見つめ、ヨルを見た

「..........。ふん.....分かってるよ」
ヨルはナルトの側により、ナルトと同じ目線になる様に屈む。
そしてナルトの頭に手を置き、何か考えてる表情をしている

「サスケは抱きしめたし.....サクラちゃんにはチューしてたし.....オレには?」
ナルトは先に戦った2人に験担ぎをしていたので、それが羨ましく仕方ない。

「右手の握り拳.....私に差し出な」
「ん?.....こう?」
ナルトは戸惑いながら、握り拳をヨルへ向ける様に差し出す

コツン.....

ヨルは左手を握り拳にし、ナルトと同じ様に差し出す。そうすると、2つの拳が重なり綺麗な音を立てた。
「!」
この感じ.....
  
  『ナルト.....火影なれ』

それは昔ヨルから言われた言葉がナルトの脳内に蘇る

「お前には.....言葉なんていらないだろ?」
「うん!」
満面の笑みのナルト


「ナルト.....耳を貸せ........
秘訣を教えてやる...........................」
ヨルは耳打ちをする。
それはカカシやサクラに聞こえない様に.....


「.....!ニシシッ!やっぱヨル姉ちゃん最高だってばよ!」

「期待しているよ。さぁ.....試合が始まる。

キバの野郎に一泡吹かせてこい」

「押忍!!」
ナルトは笑顔で答え降り立った。
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